副業を始めて分かったことがあります。
一気に時間がなくなります。真夏のアイスのようにちょっと気づけば、あっというまに時間が過ぎています。
さらに、本業が残業続きになると、副業のための時間が削られてしまいます。
時間をつくるなら、睡眠時間や趣味の時間を減らして副業に充てるしかなくなります。
睡眠や趣味の時間を大事にしつつ副業の時間を確保したいなら、本業の時間を減らすのが最善です。
毎日残業を2時間しているならば、それがゼロになれば2時間。週5日なら10時間が生み出すことができます。1ヶ月なら40時間。
残業時間がゼロになることで残業代がなくなる人がいるかもしれませんね。
そのなくなった分を超える収益を副業で得られるとしたら、どうでしょうか。
積極的に残業時間を減らしますよね(笑)。
でも、どうやって減らすのでしょうか。
仕事量が減ったことで売上が減るのは許されません。仕事量や売上はそのままに業務遂行する時間を減らすことが求められます。
カギは、
メンバの成長
です。メンバがあなたの業務を1割でも肩代わりできるレベルになれば、任せることであなたの1割の時間が生み出せることになります。
では、どうやってその成長を促すのでしょうか。
たった1つのことができると、部下がメキメキと成長してくれます。
その1つのこととは。。。
部下の成長のために行うたった1つのこと
その1つのこととは、
「あ、あの人は私のことを見てくれている」
と思わせる事です。なんだ、たったそれだけ?と思った方もいるかもしれませんね。
そう思った方は、少し振り返ってみてください。
例えば、チームメンバが5人いるとします。うち、
A)1人は優秀
B)1人は手がかかる
C)残り3人は同じレベル
の場合、あなたが多く時間と感情をこめて接しているのは、B)ではないでしょうか。
その分、A)とC)は割ける時間が減ります。
更に、A)はそれほど手を掛けなくても仕事をしてくれるならば、C)を優先してしまい、A)と一緒に過ごす時間はほんのわずかとなってしまいます。
この状態のとき、優秀なA)のメンバは「私のことを見てくれている」と思うでしょうか?
おそらく、Noだと思います。
もし、優秀なA)のメンバに対し、B)と同じ時間を使うことが出来るならば
A)は急激に成長するでしょう。あなたはその機会を逃している可能性があります。
時間は作れなくとも「私のことを見てくれているんだ」と気づいてもらうことが必要です。
そのために必要なのが、「5つの承認」です。1つずつ解説します。
(1)存在の承認
ただあなたがここにいるだけのことに感謝し認める。これが存在の承認です。
どんな成果を出してきたかや、今後の成果は全く関係なく、と戸惑いがちになります。
この「今のあること、ただそれだけで承認を行う」行為は、新任~中間のマネージャ層では難しいことがあります。
(2)過程の承認
成長過程や、目指すことまで継続できたこと。その取り組み姿勢や実績を承認することです。
皆勤賞や、勤続10周年のお祝い、還暦などは、過程の承認を賞するワードやイベントです。
(3)成長の承認
これまでできなかったことが出来るようになったこと。
これは周囲に加え成長した当人の頑張りが、成長に非常に大きな比重を占めます。
よく使用される承認方法の1つではないでしょうか。
(4)成果の承認
一番分かりやすく、かつ、使われている承認理由が成果を認める事です。
成果がでたから褒めるし認める。すごく当然のようにも思いますが、
成果がでなかった場合は、褒めないし認めないです。
成果はいろんな条件がかみ合ってはじめて生まれます。
いくら当人ががんばっても、必ず成果が出せるとは限りません。
むしろ、成果がでず褒められないことが、落胆や他者への嫉妬などのネガティブ感情を生みがちです。
もっとひどくなると、成果を出そうと頑張る人の足を引っ張りかねません。
(5)可能性の承認
結果は出ずとも、現時点で成果が生まれる可能性があるのであれば、その可能性に承認することもできます。
まとめ
承認という行為は、過去の実績だけでなく、今やその未来に対して承認することも可能です。
この承認に多く触れてくことで頻度が高まり、その結果「見てくれている」と感じてもらえることでしょう。
そうなると、自発的にもっと成長しようと行動が変わります。
行動が変わった結果、成長も促します。
あなたの代役としてお願いできるほどに信頼度も増していることでしょう。
上記の実現が、冒頭に挙げた「残業時間」を減らすことにつながり、あなたが副業に充てる時間を増やすことに貢献できます。
以上です
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