2020年のコロナ禍以降に広がり、いまやお仕事の効率化や身近な人たちとの手軽なコミュニケーションのツールとなったのが「オンライン会議」
手軽になったからこそ、次のようなことを感じた頻度が増えてませんか?
「隣でしゃべってる人の声がうるさくて、イライラする」
「私の話てる内容が周囲に筒抜けになっていないか、心配」
「会議の相手と違う人の声が相手のマイクから聞こえ、相手の声が聞き取りにくい」
会議室や自宅でやればいいじゃないか!!と言われればそれまでなんですが、
・会議の為だけに出社したくない
・自宅は家族やペットがいて騒がしいので会議参加ができない
などいろんな理由ありますよね。とはいえ会議参加しないと後々困る。
過去にも上記の困りごと解決のために
ノイズキャンセリング機能や、集音マイク機能をつけた機器が開発されリリースされてきました。
しかし、現代ではその解決までには至っていません。
発する声の大きさは、自分自身では相対的にわからないのがその理由の一因です。
本人としては小声で話すつもりが、周囲からすると声が大きいと思うことはよくあります。
そんな困りごとに特化したデバイスツールが2023年12月時点で開発中です。
以下で、ツールの紹介や特徴とメリット、現在の開発状況をまとめます。
ツール紹介
キヤノンマーケティングジャパン社が、場所や周囲の環境にとらわれず快適な会話を可能にするというマスク型の減音デバイス「Privacy Talk」のコンセプトモデルを発表したのが2023年7月。
2023年10月には、Youtube上で動画を一般公開しています。
興味ある方は、下記をクリックして確認してみてください(約1分半の動画です)
Privacy Talk は、マスク+イヤホンのセットにしたようなような見た目。
耳にひっかけ装着できます。
音量が減るカラクリですが、電気的ではなく「音響メタマテリアル構造」(理屈はよくわかりませんが、迷路状に凹凸が並べられた構造)を使用。
この構造通過すると、周囲に届く音量が約20デシベルほど下がって聞こえるそうです。
上記の結果、
・周囲の人は内容を聞き取りづらくなります。
・周囲の音もマイクに入りづらくなります。
さらに、換気用のファンを搭載することで通気性も確保。
見た目はマスク装着と違和感ないようになっています。
その上からマスクしたら、花粉対策や鼻炎対策にもよさそうですし、見た目も変わりません。
充電が必要
本体には、マイクとイヤホンが設置されています。パソコンやスマホとは、Bluetooth やUSB(Type-C to Type-C)を使って接続。
電子機器なので充電が必要となります。コンセントに挿して充電する場合は、別売りでアダプターが必要となるのではないでしょうか。
いつ販売される?価格は?
本商品は、2023年12月時点では販売されていません。
しかし、クラウドファンディングサイト「Makuake」を通じて先行販売がなされました。
購入者には2023年12月にはお手許に届いているようです。
クラウドファンディングでは、目標金額100万円に対し、最終の購入総額が1,095万3千円と、10倍のお金を集めました。購入者(サポーター)も468名に上るほどの人気です。
Privacy Talk の価格は?
一般販売価格は2023年12月時点では公表されていません。
しかし、Makuakeのクラウドファンディングサイトでは、1個限定価格として23,400円で販売。
一般販売の際も、25,000円前後が一つの目安と想定されます。
日経Trendy ヒット予測2024にも紹介
本ツールは、雑誌「日経Trendy」が毎年実施している ” ヒット予測2024 ベスト30 ” にもランクイン。
6位の注目度の高さです。2024年1月号には、紹介記事も掲載されていました。
まとめ
オンライン会議ツールの登場により、会社だけではなく、国内や海外などどこでも働くことができる世の中になりました。
そんな世の中だからこそ生まれた困りごとと、その解決ツール。
これがあれば、周囲に漏れる声や周囲の環境音を気にせずに会議に臨めそうですね。
注目のデバイスです
【ご参考】
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